電線を電柱に結ぶ作業を行う工事

私たちは電柱と電柱の間に電線を通してつなげる作業も行います。電線にはいくつかの種類があるため、設計書に応じて適切な電線を選び、現場に運んで設置します。

1.現場ミーティングと安全確認

4名1チームとなり、作業前に「誰がいつ何をするのか」という細かい手順書を確認して進めます。指示者である班長は、作業手順、社員の安全確保、近隣への影響などに配慮し、的確な指示を出していきます。

〇安全対策の確認 
作業員の墜落防止のため念入りに装着確認を行います。全身をしっかりホールドするハーネス(命綱)を装着し、かつ作業員同士で確認をとります。

2.高所での作業

高所作業車を作業員自らが操縦し、電柱の一番上に移動します。電線には電話線やケーブルなどもあるので、十分注意しながら電柱に近付きます。

〇地上から高所へ
高所で必要な機材や資材を地上の作業員が渡します。必ず声をかけて協力し行います。

3.送電・通電のチェック

作業完了後、通電(=電気が通ること)を確認します。安全に間違いなく通電確認できたら完了です。

4.終了確認と備品整理

作業が終わったら、使った物を整理して、何か忘れてないか確認して、機材や工具などを片付けます。大事なのは作業員の健康状態の確認。夏場の暑い日、冬の寒い日の作業もあるので体調管理も大切な業務です